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インドネシアのスマトラ島
約17,000もの島々からなるインドネシア。
スマトラ島は世界で6番目に大きい島で、面積は日本の1.3倍。
マレー半島の南西側に、南北に横たわる。
日本からは飛行機でジャカルタを経由して約8時間くらい 

スマトラ島の自然
島のほぼ中央を赤道が走り、平均気温が25度を超える熱帯の島。世界屈指の多様性に富む種類の生物が生息しています。
この豊かな自然が人間の手によって脅かされている。

スマトラの森--地球の宝
激減しているスマトラ島の森ですが、南部に残された山岳の森ブキ・バリサン・セラタンは、スマトラ・サイなど、貴重な動植物が命をつないでいます。また、中部テッソ・ニロ国立公園は、島内最大の低地熱帯林で、ゾウ、サイ、トラ、オランウータンが共存する世界で珍しい場所です。地球の宝ともいえる森なのです... 

絶滅の危機にあるスマトラトラ、スマトラサイ、スマトラオランウータン、スマトラゾウ (資料提供:WWF*プロジェクト実施2010年時)

スマトラトラ
スマトラ島にわずか400頭ほどが生息。美しい毛皮や漢方薬として利用される骨などを目当てに大量な密猟が行なわれた。木材生産やパームオイルの原料のヤシ油を栽培する大規模プランテーションのため、生息地の自然林が大幅に縮小。そのため、住民と衝突する事件も多発し、銃殺されるなど棲みかの減少がさらなる深刻な問題を生んでいる。

スマトラサイ
ンドのアッサム地方からマレー半島、ボルネオ島、スマトラ島などに分布し、個体数300未満のうち、スマトラ島に生息するのは170-230頭ほどと推定されている。角などの部分を漢方薬に利用するため大量に密猟され数が激減した。個体群ごとの頭数が少なすぎ、繁殖が難しくなってきている。森林の伐採による生息地の減少も深刻な問題である。

スマトラオランウータン
以前はスマトラ島全体に生息していたスマトラオランウータンは、すみかの森の破壊によって急激に減少、現在はスマトラ島北部だけにかろうじて生息している。ペットにするための違法な国際取引も絶えず、今後も減り続け入る恐れがある。絶滅が心配されているが、数十年にもわたる試行錯誤の結果、テッソ・ニロのすぐ南東隣のブキ・ティガブルという森林には、野生に戻されたスマトラオランウータンもすんでいる。 

スマトラゾウ
スマトラ島のみ生息し全島に2000頭ほど。象牙を取るための大量の密猟と、生息地の自然林の大幅な減少が原因で数を減らしている。食料を求めて民家近くにも出てくるようになり、作物を荒らしたり住居を襲撃したりして毒殺されるなど、さらに深刻な問題を生んでいる。 

スマトラの自然、環境、動物などについて、展示で紹介したパネルから(資料提供:WWF/2010-2011年実施時)

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